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2016年3月アーカイブ

 離乳食の時期は何でも食べてくれていたお子さんでも、1歳を過ぎてだんだん好き嫌いがはっきりしてきたり、好きなものばかり食べるなどの食の好みがでてきたりして、偏食や好き嫌いが5~6歳頃まで続きます。

嫌う理由も様々あり、食べにくい・かめない・苦い・色が嫌い・味がまずい・においが嫌い・食感が悪いなどが主な理由です。この時期の偏食や好き嫌いは一時的なものであったり、調理の工夫などによって食べられるようになったりします。

 偏食や好き嫌いを克服するための三ヶ条は、①嫌いな食品を無理強いしない ②嫌いな食品も避けずに料理に使う ③栄養は食べられる食品で補う です。

 その他にも様々な解決法を試すことで、食べられるきっかけにもなります。以下のポイントを参考にしてください。

 

解決法《お子さまの年齢に合せてできそうな事から試してみましょう》

①食事の前はお腹をすかせる

   体を動かす遊びをし、おやつは次の食事にひびかないようにする

②食べる時の環境に変化をつける

   食べる場所の変化、お弁当箱につめて外へおでかけなど

   お気に入りのキャラクターの食器やスプーン、フォークなどを使い食事時間を

    楽しみに

③食材にふれる

   野菜を育てる、できた野菜の収穫体験、一緒に買い物、一緒に料理(野菜の

    皮むき、スプーンで材料を混ぜる、おにぎりをにぎる、ごまをふるなどできそう

    な事から)

   子どもの目の前で料理を作る過程(卓上ホットプレート調理、野菜の型抜きを見

     せるなど)を見せ変化を楽しむ

④調理での工夫

   好きな食品や食べ慣れた料理に混ぜる(少し形を残した野菜をハンバーグに混

     ぜ食べてくれたらたくさんほめる)

   違う風味や味付けにする(野菜など醤油やみそ味で食べない場合は牛乳やチー

     ズを使って洋風の味付けにしてみる)

   子どもが喜ぶ楽しい形にする(クッキー型で野菜を型抜きしかわいい形にしてみ

     る、おにぎりも一口大の丸形から大きめの三角形にしたりと形をかえ、のりや

     ふりかけをつけてみる)

   盛りつけの工夫(ケチャップなどで顔の形を描く、皿に多く盛りすぎないなど)

   噛む力に応じた加熱時間の調節や食材の切り方の工夫(1~2歳の頃は自分

     で食べる意欲がでてくるので、手で持って食べられるような切り方にしたり、

     スプーンに食材をのせて赤ちゃんに手渡す)(奥歯にのせやすいよう1~2

     cmの角切り、繊維を断ち切るような切り方などにする。奥歯が生える前は

     丸飲みしないよう、手でつぶせるほどやわらかく加熱する)

   魚は種類を変えて試してみる(焼き魚はパサパサしてのみこみにくく嫌いな場

     合があるので、表面に薄くマヨネーズをぬって焼いたり、ホイルに包んで蒸し

     焼きにしたり、脂肪の多い種類にかえてみる)(サバやサンマ、ぶりなどの青

     魚は生臭さが残りやすいので新鮮なものを選んだり、調理の前に熱湯にさっ

     と通したり、淡白な白身魚に変えてみる)

   調理すると固くなったりパサパサするものはとろみをつけてあげる(から揚げ

     や生姜焼きなど肉を焼く時は下味をつけた肉に片栗粉をまぶすと、肉汁が逃

     げずにふんわりとやわらかい出来上がりに)

   香りの強い野菜はよく加熱する(ピーマンやセロリは茹でたり炒めたりすること

     で香りがやわらぎ食べやすい)

   だしをしっかりときかせる

    (調理の際に昆布やかつお節を加えてうまみをひきだす)

 

 

 また幼児期の偏食や好き嫌いは友達や家族の好き嫌いにも影響を受けやすいです。家族も一緒に何でもおいしく食べている様子を子どもに見せてあげましょう。食事は一人で食べるよりも誰かと一緒におしゃべりしながら食べる方が楽しいものです。親が早く食べるようにせかしたり、がみがみと怒って楽しくない雰囲気にならないよう、ゆったりと楽しく食事ができるように心がけましょう。

 

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