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2016年1月アーカイブ

冬の感染症

空気が乾燥し、気温が低くなるとウイルスが活動しやすくなるため感染症が流行しやすい時期になります。

特に乳幼児がかかると重症化してしまう感染症もあるので注意が必要です。

そこで今回は気をつけたい感染症とその予防のポイントをお伝えします。

 

1.冬に気をつけたい感染症

●インフルエンザ

 主な症状は突然の高熱(39~40℃)、頭痛や筋肉痛、のどの痛み、せきなどです。

せき、くしゃみを介して感染します。

「かぜ」と比べて発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が強いのが特徴です。例年12月~3月頃流行し、まれにですが乳幼児では脳炎を併発することがあるので、意識がはっきりせず、うとうとしている、けいれんを起こすなどの症状があればすぐ受診しましょう。

 

 

●RSウイルス感染症

 接触やせきなどを介して感染します。発熱、せき、鼻水などが主な症状です。大人は軽い風邪症状ですむことが多いですが、乳幼児や基礎疾患を持つお子さんは肺炎になったりと重症化する恐れがあります。生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ全員が感染するといわれています。

 

●感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)

 冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスやロタウイルスのウイルス感染です。

主症状はおう吐と下痢です。ロタウイルスでは発熱を伴うこともあり、白っぽい便がでることがあります。

 乳幼児はおう吐や下痢で脱水をおこしやすいので少しずつこまめな水分補給(水分とナトリウムなどの電解質の補給できるイオン飲料が有効)が大切です。飲んでも吐いてしまう場合は早めに受診しましょう。おう吐物や下痢便は直接触らず、手袋やマスクをしたうえで0.1%に水で薄めた塩素系漂白剤を使って処理しましょう。

 

2.予防のポイント

①手洗い、うがいをしましょう

 外出後や調理前、食事前、トイレ使用後などこまめに手洗いをしましょう。おむつ替え後もしっかり手洗いしましょう。

 特にこの時期はできればタオルの共用は控えましょう。

②外出時やせき、くしゃみがでる時はマスクをしましょう

③流行時には不要、不急の場合は人ごみや繁華街への外出を控えましょう

④適度な室温(20℃)、湿度(50~60%)を保つ

 1時間に1回程度換気をしましょう。加湿器がなくても室内に洗濯物を干すだけでも効果があります。

⑤抵抗力をつける

 普段から十分な栄養と休養を心がけ、親子で適度な運動や薄着を心がけましょう。

⑥予防接種を受ける

 インフルエンザについては抗体ができるまでに2週間程度かかります。流行シーズンをむかえる前に早めに受けましょう。子ども(生後6か月~中学3年生)や高齢者へのインフルエンザ予防接種費用助成(助成期間:H28年1月末まで)もありますのでぜひご利用ください。

 

 

 

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